Kiyoko's Blog

ビーズデザイナーKIYOKOのブログです。2011年6月から沖縄で生活しています。育児ブログになりつつありますが、よろしければお立ち寄りください。作品はこちらからご覧いただけます。⇛http://www.asian-bloom.com

ブーション


久しぶりに、調理学校時代の友達、栗ちゃんとランチの約束。

調理学校は、赤塚のほうにあって、一応調理師の資格がとれる
専門学校です。

8割~9割の人は高卒で入学するのですが、私はまわりみちをしたので
みんなより2歳年上で入学しました。^^;

その学校は、辻や服部とは違うので、本格的な飲食店へ就職して
修行する人はほんのわずか。

だいたいの人は、2年通ううちに、修行して自分の店をもつまでが
いかに大変な道のりなのかを悟って、

お休みや給料が安定した集団給食(病院や学校給食)、
あるいは学生時代からバイトしていた居酒屋などにそのまま就職、
あるいはレストランに就職するけど厨房は辛いのでサービスのほうへ転換、
女の子だと結婚するまでケーキ屋さんで働く、

そういう人たちがとても多いのが現状です。。
就職しないでフリーターというのも多い。。^^;
あ、フードコーディネーターに憧れている友達もいましたが、働き口が
なかなかないのですぐ結婚したというパターンも。

私の場合は遠回りして入学した上に、バイトして学費を払っていたことも
あったので、どこか意地になって卒業しました。(とちゅう、なんかこの道は
違うんじゃないだろか、、、と気がつきつつ、中退なんかできない~!!と
思ってたのも事実です。)

どうして入学したんだろ。。

お洒落なカフェでも自分でやりたい。
おいしいご飯も食べれるような、ステキなカフェ。。、

そんな漠然としてイメージからじゃないだろか。。

なら学校などいかず、最初からどこかで修行させてもらったほうが
よかったかもしれませんね。
現場の経験もないのに学校だけ出て免許ももっていたりすると、
そうでない同僚に「知識ばっかりで何もできない」と
いじめられる話もよくあるそうです。。

どちらにしても、私は学校へ入ったなら免許をとらねば!
とったら就職しなくちゃ!
就職するなら一流のフランス料理店へ!

なんて根拠もなく思っていて、卒業前の3ヶ月、超高級なフレンチで
バイトさせてもらっていました。

一生懸命やるのですが、私はほんと不器用で、
高級食材のトリュフをアッシェ(みじん切り)するときも床にこぼして
シェフに怒られ、
新鮮な生ガキを冷水で洗うのですがすでに手はあかぎれだらけで
感覚がなくシンクにカキを落としてしまったり、
超高級なワイングラスを拭いてるときにポキっと首が折れてしまったり、

本当に使えないアルバイトでした。。--;

もちろん楽しいことやいいこともたくさんありましたけどねっ。^^;
(パンの丸め方とデザートの盛り付けを褒められました! )

そんなこんなで日々は過ぎ、その年の暮れの最後の大掃除の日に
私は店内で倒れてしまいました。

ストレスと過労と高熱。。

なんとか自分のアパートへ帰ったものの、、、、

実はもうあとは覚えてないんです!

寒気でガタガタ震えながら布団にくるまって寝て、
テレビはつけっぱなしだったので
薄目をあけたときに紅白のエンディングをやっていたのは記憶にあるのですが、
あとはもう気がついたら元旦はすぎて2日か3日になっていたような、、、、汗

とにかく、実家へも帰れず、誰かに電話する余裕もなく、
一人ぼっちでただただ辛くて寂しい、悲しい年越しだったイメージ。。

回復しながら私は考えました。

今まで忙しくて考える暇も無かったけど、
いや、あえて考えないようにしていたけれど、

これは間違っている!!

もし就職したら、手取り12万で朝から夜深夜まで(15~16時間労働!?)働き、
毎日限界まで疲れ果てる。。
(疲れがいつも翌日に残って顔がむくんでるんです!)

やってる内容といえば付け合わせの野菜の下処理とパンを丸めたりする程度・・・。
たまに高級食材をさわれるけどだから何だ!
3年も働いてるあの人も今だに私と似たようなことをしてる、、しいて違いを言えば
まかないを作らせてもらってるくらいだ。。(まかないって言っても焼きそばやチャーハン!汗)
7年もいるあの人はシェフのそばでアシスタントをしてるけど、
そんなに大したことはやらせてもらってないように見える。。。

小さいレストランというのは、シェフの味を求めてお客さんは来るわけだから、
どんなことがあっても火を入れたり味をつけるのはシェフだけなんじゃないだろか。。
だってそれでこのお店はまわっているんだもの。
ここに10年いても、鴨やフォアグラを調理させてもらったりはきっとできない!
それはシェフの仕事だもの。

てか、私は本当にフォアグラを焼きたいのか??汗

・・・調理学校にいると、忍耐を重ねて修行して一流になるのが当然、みたいに
教えられます。

例えばある先輩は中華街の一流店に就職して、
最初の1年は鍋磨きと食器あらい、
次の2年目はひたすら海老の殻むき、、、
翌年はようやくまかないを作ることができて、、

なんて話を尊敬すべき先輩の例、として紹介されたりします。
こういうのが美学!みたいな。。

とにかく「厳しい世界なんだぞ!気合いれろ!」と先生は言いたいのでしょう。。

私はそれで覚悟はしてたのですが、

自分は女だし、せっかくの20代をそんなふうに過ごして気づけば30代、
結婚も出産も考えるころ、お店を出せるくらいの能力は身についてるんだろか、
ましてや資金はあるんだろか、

なんかすっごく人任せな人生、
あるいは無計画な人生な感じがする!!!

私には絶対むいてない、根性もない、絶対後悔する!
またきっと倒れるに違いない!

・・・・

情けないですが、それであっけなくリタイヤしました。。ーー;

そして卒業し、

将来がなにも決まっていないまま私は4月、5月、6月と
気持ちの良い季節をフリーターの友達と
公園なんかに行ってポカポカ過ごしていました。。

それはとても穏やかな日々で、お洒落を楽しんだり、
公園に洒落たお惣菜やワインを持ち込んでほろ酔いで寝転んだり、
時には衝動的にテニスのラケットを買って二人でテニスをしたり、、、
夜は夜で飲みに行ったり、、
楽しい日々でした。。あれは22歳。

でも、いつだって不安ですよね。。
「将来どうしよう~~~!」という不安を胸の奥にしまって過ごすしかない、、、
自分は何をやってもだめなんじゃないか、
何にも取りえなんかないんじゃないかと不安な日々。

そしてお金もつきてきて、6月の下旬にバイトを始めました。

プラザホテルのレストランサービス。(要はウエイトレスですねっ)

やりたいこともなく、かと言ってせっかく学校にも行ったので
飲食から脱する勇気もなくて。

おもしろくも楽しくもないなァ、、と思いつつそれでも
真剣にがんばってやっていたので、しばらくするとマネージャーに
「社員にならないか?」と言われました。

私は認められたような気がして久しぶりにうれしい気持ちになりました

ところが!!

ある日たちよった本屋さんで、「インターネットでお店をやろうよ」という
雑誌に出会ったのです。

私は「これだァーーー!!!!」と興奮し、

急いでパソコン関係の本を買いあさり、ホームページの勉強を始めました。

私はすぐバイトをやめたい、やめて家でしばらく熱中したい、、、、
という気持ちを抑えつつ、
マネージャーに丁重に謝って辞めさせてもらいたいと伝えました。

帰る途中、罪悪感はあったのですが、私の代わりはいくらだっている、
実際、バイトの人手があまってるもん!!(だからすぐ辞めれた。。汗)
と何度も思い、その日から引きこもってパソコン漬けの1ヶ月をすごしました。

その1ヶ月はその年で一番たのしかった!!充実してました!

それにしても、若いときっていうのは、とにかく不安で自信がなくて、
そして自分勝手で人によく迷惑をかける!!!
「若気のいたり」とはよくいった。。。

はっ・・・!!

今日は何を書こうとしたんだっけ。。

そうそう、

栗ちゃんはそういう専門学校の中では割と方向性をはっきり
きめていたタイプで、

「自分には厨房はムリ!サービスがいい。」

と言って、いくつかの結婚式場やフランス料理店のサービスをやっていました。

一度、婚礼のバイトで一緒に働いたことがあるのですが
彼女の仕事振りはすごい!!
軽やかで優雅で万が一自分がミスをしてもスマートにやりすごす、、

お客さんに安心感を与えますね~~。

それと彼女のポリシーは一箇所にしばられたくない、
ということ。

お店側が困ったときに呼ばれて行く事が多いようでした。
それと、週末は基本的に婚礼のサービスをやっていたようです。

そして彼女の技術はどんどん磨かれ、
いつしか出稼ぎに行くようにもなりました。

夏は山梨や長野の避暑地のリゾートホテル、
冬はゲレンデのあるホテルなど、

よばれれば1ヶ月や2ヶ月、住み込みで働きに行くのです。

雇う側も、短期だし地元の不慣れな若者をあつめるより
コストがかかっても確実な技術のある人を雇いたいらしいのです。
なんだかすごい世界ですね~~

栗ちゃんのそのはっきりした生き方って、けっこうカッコいいな~と
尊敬してました。
自分に合ったスタイルを貫くし、それができる力もある。
以前、流行ったドラマ「派遣の品格」みたいな感じです。笑

平日の昼間に突然さそってぽんと来てくれるのも
自由な栗ちゃんだわ~、ありがたい。。。
「婚礼の仕事も減っちゃって~~」なんて言っていたけど
技術があるから大丈夫だよ~。^^

ちなみにこの日、アジアンブルームの店長だったひいこも
急なお誘いなのに来てくれました☆
来月出産予定!
すっかりママらしくなって。^^

今日ご紹介するフレンチは水戸の「ブーション」。
浜田交差点の近くにあります。

栗ちゃんが長年バイトしていたので、シェフと栗ちゃんはすごく仲がいい!!

この日はおまかせで作ってくれました☆

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このお皿ってすごい便利!お魚もお肉も味わえる!↓

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これがブロッコリー?!味はほぼ同じ。。↓

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左がひいこ、右が栗ちゃん。↓

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やばい、、最近食欲が出てきて
食べ過ぎてる。。。汗汗
[ 2010/07/14 23:18 ] おすすめのお店 | TB(0) | CM(0)
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