Kiyoko's Blog

ビーズデザイナーKIYOKOのブログです。2011年6月から沖縄で生活しています。育児ブログになりつつありますが、よろしければお立ち寄りください。作品はこちらからご覧いただけます。⇛http://www.asian-bloom.com

天国のベル

昨夜も深夜までエイサーの音楽と太鼓の音がひびいていて、
静かな夜に、なんだか耳心地良い感じでした。

今夜がお見送りでエイサー本番のようです。
私たちも少し行ってこようと思います。(あちこちの公民館などでやっているみたいです)
でも、朝までやっているところもあったりと、
ほんとすごいな~~と思います。
お盆の行事を大事にする、プラス、宴会好きなのかな。笑 ^^;

茨城の実家の母は、もともとベトナム人なのですが、私が1歳半のときだから
32年前に日本にきてから、しっかりジャパニーズナイズされていて、
お盆、お墓参り、お歳暮などなど、
田舎のしきたりにそってしっかりやっていました。

私が高校卒業後に家を出たのちも、お盆前になってくると、

「絶対に帰ってきなさいよ、お父さん帰ってくるんだから!」

と電話でしつこく言っていたものでした。

私のほうは、新しい世界で友達もふえ、車の免許もとって、
お盆は社会人の友達が仕事も休みなので
お盆こそ旅行などに行きたい気分だっていうのに、、、
なんて若気のいたりですけど。

それに「お父さん帰ってくるんだから!」の言葉がいやでいやで、
そんなこと言われなくても自分でちゃんと想っているし、
普段から心には父がいるんだ。

という感じで、
ようは人に強制されたくない、という感じだったのでしょう。。^^;

ところが、母は定年したころから(5年くらい前)、

「お父さん、家にいるみたい。」 とか、

「ほら、今、私の頭さわってるよ。」 などと言い、

お盆ちかくなって、
「今年は仕事が忙しいからお盆終わってから帰ってもいい?」
と聞くと、

「ああ、いいのいいの、お父さんいつもうちにいるから。」

と、ずいぶん寛容になりました。

私から見ると、それ以来母は、お盆はご先祖様のために行い、
父に関しては、帰るも帰らないもいつもそばにいる、
という感じなのです。

姉はそういう母を「キモイ」と言いますが、
私はかなりほっとしています。
(私はけっこう信じてます。)

でも、ときどき母が、

「ここ2週間くらい、お父さんがいないの、感じないの。不安だわ。
きっとそっちに行ってると思うんだけどどお?」

とか聞かれると、

え?え?こっちにかァ。。そうかもしれないし、そうじゃないかもしれないなァ、、

と真剣に戸惑う私です。

母から離れたってことにも意味はあるだろうし(ちゃんとまた戻ってくれよ~って思う)

こっちに来たら来たで、意味があるだろうから、
「お父さん、なになに?!」

と思うわけです。

そして数日後に、ちゃんと「戻ってきたよ~」と母から連絡があります。

ま、とにかくそういうことで母は幸せそうです。

そういえば、

先日図書館から借りてきた本、

石田衣良 著 『約束』 

は短篇集なのですが、3つめの話の「天国のベル」

は、けっこうおもしろかったです。

夫が交通事故で亡くなって、その時助手席に座っていたのは
不倫の相手。(女性は助かった)

シングルマザーで子どもを二人育てることになった女性に
さらなる不幸が。小学4年生の息子の耳が、突然聞こえなくなって
しまうんですね。

でも、その子はなぜか携帯電話の音やふつうの固定電話の音、
電話の音だけが聞こえるので音が聞こえるととっさに反応する。

そして、ある別荘でみんなで食事をしていたら、
古い電話の(おそらくアンティークでインテリアになっていた電話)のベルが
鳴ったと言って受話器をとるんですね。

周りのみんなはそんな電話の音がなるはずがないので
ぎょっとするわけです。(読んでる私もぎょっとしました。。汗)

それが死んだはずのお父さんからの電話だった、という

まさにタイトル通り、「天国のベル」

という話でした。

石田衣良さんの本って初めて読みましたが
おもしろいです。^^








 

[ 2011/08/14 11:41 ] 未分類 | TB(0) | CM(0)
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