Kiyoko's Blog

ビーズデザイナーKIYOKOのブログです。2011年6月から沖縄で生活しています。育児ブログになりつつありますが、よろしければお立ち寄りください。作品はこちらからご覧いただけます。⇛http://www.asian-bloom.com

おくりびと

近所のサティでは、まだ「おくりびと」を放映しているとかで、
見に行っちゃおうかな~、レンタルで見てもいいしな~、
でも賞をとった映画だから映画館で見ようかな~
なんて思っていたら、
レンタル出てたんですねっ!!(しばらく行かないとこれだ。)

レンタルで出てるなら1000円以上払って見る気もうせて、
さっそくレンタルして見ました。

去年の夏ごろ、彼の弟のレイ君が「おくりびと」を映画館で見てきたので、
「どうだったどうだった??」
と聞くと、
「え?あ、うん、ふつーによかったよ。」
と言うので、
そっか、ふつーによかったのか。じゃ見に行くほどでもないかな、
と勝手に思っちゃったのですが、

TVで「おくりびと」が賞をとったとき、私はとっさに
レイ君の「ふつーによかったよ。」の言葉がよみがえってきて、
そういえばあの「ふつーに」、の言い方は、
クールなレイ君にしては
ちょっとだけ高らかな口調だったような、ちょっとにこやかだったような、
ちょっと興奮気味の「ふつーによかったよ!」だったような、
あれってかなり褒めてたのかも!?
なんてくだらないことを思いながら
私は受賞のシーンを眺めていました。

で、

実際に見てみると、

賞をとっただけのことはある!!
おもしろい!!そして泣ける!!

でした。

今まで何度かCMで見たとき、
遺体に着物をかけて下からそっと抜き取るその行為は、
私が看護学校時代に習った患者さんの着替えに似ていて、
そういうことをやるんだろうなァ、、
と思っていたのですが、

実際はすごくきれい!!美しい!

遺体に触れるその手つき、お化粧、キレイな着物に
着替えさせる、、

そういうシーンは映画の中でたびたび出てくるのですが、
その度に感動します。その美しさに。

もちろんお葬式のシーンがたくさんあるので、自分の亡くなった
身内と重ねて泣けることも多いのです。

ちょっとネタバレになってきましたが、

ストーリーの中で、本木さんが演じる小林さんは
納棺師の仕事を始めたものの、妻に言えずに黙っていて、
でもバレた時にはすっごく責められて、「けがらわしい!」とか
「恥ずかしいと思わないの?!」とか言われて
あげくの果てには家を出て行かれちゃうんですね。
そして地元の友達には、「うわさが広まってるぞ。もっとましな仕事あんだろ!」
と偏見のあらし。

で、辞めようか迷っているときに、
上司(社長)がする納棺の儀の様子を見て感動するんですね。

その時の言葉がとてもいい!

冷たくなった人間をよみがえらせ、永遠の美を授ける。
それは、冷静であり、正確であり、
そして何より優しい愛情に満ちている
別れの場に立会い、故人を見送る

静謐で、すべての行いが美しいものに思えた


その後も納棺のシーンを見るたびに
「冷静であり、正確であり」という言葉や、
「優しい愛情に満ちている」
という言葉が頭の中でフラッシュバックして
映像と重なるので
見てる側は、より感動しちゃうんですね。

それに遺体ってやはりどこか本人とは別人に見えてしまう
ことがふつうだったりしますよね。
ところが、お化粧をすることによって、生前の雰囲気に近くなると
娘なんかが
「お母さん、、!!」と言って泣き崩れたり、
今まで涙を見せなかった夫が亡き妻の顔を見て
お棺のふたを閉める直前に「う、う、、」と涙したりという
シーンがあるのですが、
そういうところも共感して涙が出ちゃいます。。
ありますもんね、、こういうことって。。

当初はこの仕事に反対して家を飛び出してしまった
主人公の妻も、結局妻への説得もせず仕事を続ける夫の元へ
戻ってきます。
「赤ちゃんが出来たの。だから、お金なんてなくてもいいから
3人で仲良く暮らそう。子供にこの仕事してるって言える?」
と言って、やはりまだ反対している妻。

でも夫の仕事姿を見て、認めざるをえません。
やっぱりそこには
「優しい愛情に満ちている」

そして後半には
「夫は納棺師なんです」
と言うシーンも。

ついついネタバレを書いちゃう私ですが、

ちょっとわざとらしいところもありつつ、
でも泣けて、勉強にもなって、笑える、
見ごたえがある映画でした~☆

あ、エンドロールの時の本木さんの
納棺師としての様子は、カットなしの長廻しだそうで、
すごいです。


















[ 2009/04/15 11:35 ] 未分類 | TB(0) | CM(0)
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